江戸巡礼古道ウォーク~秩父三十四ヶ所札所めぐり~第4回
24番:法泉寺~29番:長泉院
開催日:2023年4月10日(月)
秩父札所のおこりは文暦元年(1234鎌倉時代中期)と伝えられています。長享二年(1488室町時代中期)には秩父札所番付が実在することから秩父札所が定着していたと考えられます。
ただ当時の札所は三十三カ所で、札所の順番も現在とは異なっていたようです。長野県佐久市にある石碑から大永五年(1525 室町時代後期)には現札所二番の真福寺も含め秩父三十四カ所となり、西国三十三、坂東三十三と合わせ日本百観音と数えられてきたようです。江戸時代までには四萬部寺を一番として始める現在の番付に改められ、点在する札所を結び江戸方面からの巡礼がしやすいよう巡礼道が整備されたようです。秩父札所は江戸からも近くまた全ての札所が秩父内(武蔵の国秩父郡)にあり、二十五里ほどで全てを巡ることができることから江戸時代元禄年間には江戸の庶民の秩父巡礼が盛んになりました。ちなみに西国は一巡約二百五十里、坂東は一巡約三百里で、庶民が巡るにはかなりハードルが高かったと思います。江戸巡礼古道を使い秩父三十四札所を巡るウォークの第四回目です、札所24番の法泉寺を出発し札所29番の長泉院と30番法雲寺のほぼ中間にある道の駅「あらかわ」をゴールの目標にしますが、帰りの時間を優先し4時から4時半頃には秩父を出発します。出発から25番の久昌寺までは久那みちと呼ばれ江戸巡礼古道の面影をよく残した山道です、第三回目の23番から24番で歩いた山道(長尾根みち)を思い出します。清雲寺と昌福寺は札所ではありませんが、29番長泉寺と合わせて荒川しだれ桜の名所となっています、長泉寺とゴールを予定している道の駅「あらかわ」の中間にあるので、時間と皆さん(私も)の残りの体力と相談しながら、ちょっと寄り道して見ていきたいと思います。
・コース:法泉寺(24番) → 久昌寺(25番) → 円融寺(26番) → 大渕寺(27番) → 橋立堂(28番) → 長泉院(29番) → 清雲寺 → 昌福寺 → 道の駅「あらかわ」
トイレは各札所とコース上にいくつかあります。昼食場所は26番円融寺を予定しています、ゴールは進行状況により前後します。
・距 離:約12km
・集 合:平田家住宅前駐車場7:00 甲府駅北口7:50 道の駅花かげの郷まきおか8:30
・解 散:道の駅花かげの郷まきおか18:20頃 甲府駅北口19:00頃 平田家住宅前20:00頃
・参加費:会員500円 一般1,000円 バス代 会員5,500円 一般6,000円(バス代は参加者数等により増減の可能性があります)
・持ち物:弁当、飲み物、雨具、ウオーキングダイアリー(会員のみ)、保険証等
・担当者:大嶋俊壽(080-2044-4766) 多賀純夫
・申込み:「バス乗車地」と「携帯番号」を添えて以下に申し込んでください。
多賀純夫 Mail: taga-ya@pairhat.jp Fax:0551-32-6877
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