中道往還(煮貝の道)第4回 朝霧高原~狩宿の下馬桜
甲府から二つの難所、迦葉坂、女坂を越え、青木ヶ原樹海を抜け、中道往還は上井出宿に向かいます。上井出宿は若彦路との合流点でもあり、富士登山への要の場所でもあります。最初に向かうのは人穴、富士山岳信仰の開祖と言われる長谷川角行が厳しい修行をし、啓示を得、入滅した場として伝わり、富士講信者の聖地とされています。
今回のテーマ「煮貝」からは少し外れますが、若獅子神社を訪れます。ここにはかつて陸軍少年戦車兵学校があり、ここで訓練した少年たちが南方に向かいました。若獅子の名のもとに戦い、殉じた陸軍少年戦車兵の教官、生徒六百有余の御霊を御祭神として昭和59年に創建されました。展示されている戦車はサイパン島から終戦三十年後に帰還された機甲部隊の主力九七式中戦車です。
頼朝は征夷大将軍になった翌年の建久4(1193)に富士の裾野で大々的な牧狩りを主催しました。曽我祐成、時致兄弟が父祐泰の敵工藤祐経を討ったのはこの時でした、仇討のため隠れていた曽我の隠岩、敵の工藤祐経の墓などを訪れます。
この牧狩りの際頼朝が本陣をおいたのが出井家で、牧狩りを終え陣屋に戻り、下馬して門前の一本の山桜に馬を繋いだことから「狩宿の下馬桜」または「駒止めの桜」とよばれています。
・開催日 2016年7月21日(木)
・コース 朝霧高原道の駅(トイレ)~人穴(トイレ)~ミルクランド(昼食、トイレ)~若獅子神社~曽我の隠岩~狩宿の下馬桜(トイレ)
・距 離 約16Km
・集 合 バス利用を前提としています
小淵沢(平田家住宅駐車場)7:30~穴山駅7:50~甲府駅(南口小作前)
8:30~朝霧高原道の駅10:00
交通事情により時間が前後する可能性があります、ご了承ください。
・解 散 往路と同じ場所に停まります、狩宿の下馬桜発15:30頃を目処に考えています。
・参加費 会員 500円 一般 1.000円
・持ち物 昼食 飲み物 雨具 ウオーキングダイアリー 保険証等
・担当者 多賀純夫 大嶋俊壽
・その他 バス利用を前提としているので、予約制です。バス料金は3500円程度を予定していますが、若干の増減の可能性があります。
申し込み先:多賀純夫 電話:0551-32-5888 FAX:0551-32-6877
メール:taga-ya@pairhat.jp
バスを利用せず現地での集合、解散も可能ですが、バスの到着時間が予測困難なため連絡が取れるよう事前に連絡先(携帯電話)を知らせておいてください。
現在甲府駅南口ロータリーが工事中の為バス停が使えません、小作前での昇降を考えていますが、工事の進行状況等で変更の可能性があります、変更があった場合はこのページで案内します。