江戸巡礼古道ウォーク~秩父三十四ヶ所札所めぐり~第3回

17番:定林寺~24番:法泉寺

開催日:2022年12月5日(月)

秩父札所のおこりは文暦元年(1234鎌倉時代中期)と伝えられています。長享二年(1488室町時代中期)には秩父札所番付が実在することから秩父札所が定着していたと考えられます。
ただ当時の札所は三十三カ所で、札所の順番も現在とは異なっていたようです。長野県佐久市にある石碑から大永五年(1525 室町時代後期)には現札所二番の真福寺も含め秩父三十四カ所となり、西国三十三、坂東三十三と合わせ日本百観音と数えられてきたようです。江戸時代までには四萬部寺を一番として始める現在の番付に改められ、点在する札所を結び江戸方面からの巡礼がしやすいよう巡礼道が整備されたようです。秩父札所は江戸からも近くまた全ての札所が秩父内(武蔵の国秩父郡)にあり、二十五里ほどで全てを巡ることができることから江戸時代元禄年間には江戸の庶民の秩父巡礼が盛んになりました。ちなみに西国は一巡約二百五十里、坂東は一巡約三百里で、庶民が巡るにはかなりハードルが高かったと思います。江戸巡礼古道を使い秩父三十四札所を巡るウォークの第三回目です、札所17番の定林寺を出発し札所24番の法泉寺あたりをゴールの目標にしますが、帰りの時間を優先し4時から4時半頃には秩父を出発します。出発から19番の龍石堂までは第2回の後半に続く秩父市街地で、歴史を感じさせる蔵づくりの店などの街並みを楽しみながら歩きます。20番岩之上堂からは郊外の風景が続きます。23番音楽寺あたりから札所間の距離が長くなり、山門から長い階段を登るような札所が現れます。このあたりからがいよいよ秩父札所巡りの醍醐味となります。

・コース:定林寺 → 神戸寺 → 龍石寺 → 岩之上堂 → 観音寺 → 童子堂 → 音楽寺 → 法泉寺
トイレは各札所とコース上にいくつかあります。昼食場所は未定です、ゴールの札所は進行状況により前後します。
・距 離:約12km
・集 合:平田家住宅前駐車場7:00 甲府駅北口7:50 道の駅花かげの郷まきおか8:30
・解 散:道の駅花かげの郷まきおか18:20頃 甲府駅北口19:00頃 平田家住宅前20:00頃
・参加費:会員500円 一般1,000円 バス代 会員5,500円 一般6,000円(バス代は参加者数等により増減の可能性があります)
・持ち物:弁当、飲み物、雨具、ウオーキングダイアリー(会員のみ)、保険証等
・担当者:大嶋俊壽 多賀純夫
・その他:新型コロナウィルスの感染状況によっては再延期、中止の可能性もあります、ご承知おきください。
・申込み:「バス乗車地」と「携帯番号」を添えて以下に申し込んでください。
多賀純夫 Mail: taga-ya@pairhat.jp Fax:0551-32-6877

[印刷用ファイル]