江戸巡礼古道ウォーク~秩父三十四ヶ所札所めぐり~第1回
1番:四萬部寺~8番:西善寺
山梨県の3月18日から24日のCOVID-19新規感染者は人口1万人当たり14.4人と開催可否判断の目安としていた1.5人を大きく上回っています。そこで残念ですが4月11日の開催は延期とします。
次の開催予定日は6月6日(月)とします。
開催日:2022年4月11日(月)
秩父札所のおこりは文暦元年(1234 鎌倉時代中期)と伝えられています。長享二年(1488 室町時代中期)には秩父札所番付が実在することから秩父札所が定着していたと考えられます。
ただ当時の札所は三十三カ所で、札所の順番も現在とは異なっていたようです。長野県佐久市にある石碑から大永五年(1525 室町時代後期)には現札所二番の真福寺も含め秩父三十四カ所となり、西国三十三、坂東三十三と合わせ日本百観音と数えられてきたようです。
江戸時代までには四萬部寺を一番として始める現在の番付に改められ、点在する札所を結び江戸方面からの巡礼がしやすいよう巡礼道が整備されたようです。秩父札所は江戸からも近くまた全ての札所が秩父内(武蔵の国秩父郡)にあり、二十五里ほどで全てを巡ることができることから江戸時代元禄年間には江戸の庶民の秩父巡礼が盛んになりました。ちなみに西国は一巡約二百五十里、坂東は一巡約三百里で、庶民が巡るにはかなりハードルが高かったと思います。
江戸巡礼古道を使い秩父三十四札所を巡るウオークの第一回目です、札所1番の四萬部寺を出発し札所8番の西善寺あたりをゴールの目標にしますが、帰りの時間を優先し4時から4時半頃秩父を出発します。1番から2番の真福寺まで距離2.3Km、標高差170mの上り、3番の常泉寺までが距離3Kmのちょっと急な下りの山道でこの回の唯一の難所です。あとは街中歩きですが、こんなところが江戸巡礼古道?と思うような人家の庭先や狭い路地があったり、結構楽しめます。
・コース: 四萬部寺 → 真福寺 → 常泉寺 → 金昌寺 → 五歌堂 → 卜雲寺 → 法長寺 →西善寺
トイレは各札所とコース上にいくつかあります。昼食場所は未定です、ゴールの札所は進行状況により前後します。
・距 離:約12km
・集 合:平田家住宅前駐車場 7:00 甲府駅北口 7:50 道の駅花かげの郷まきおか 8:30
・解 散:道の駅花かげの郷まきおか 18:20頃 甲府駅北口 19:00頃 平田家住宅前 20:00頃
・参加費:会員 500円 一般 1,000円 バス代 会員 5,000円 一般 5,500円
(バス代は参加者数等により増減の可能性があります)
・持ち物:弁当、飲み物、雨具、ウオーキングダイアリー(会員のみ)、保険証等
・担当者:大嶋俊壽
・その他:COVID-19への考え方について
この時期にはCOVID-19の第六波が収束していることを期待して企画しましたが3月2日現在、ピークアウトはしたと見られるものの、高い感染者数レベルにあります。また目的地の秩父でもまん延防止重点措置が実施され、3月6日までの実施期間の延長も検討されているようです。まだ実施予定日(4月11日)まで1ケ月強ありますので、それまでに収束することを期待し、あらかじめ実施判断のための条件を決めたうえで参加者の募集を行います。条件を満たせない場合は再度の延期または中止とさせていただきます、ご理解の上「バス乗車地」と「携帯番号」を添えて以下に申し込んでください。
申し込み先:多賀純夫 Mail: taga-ya@pairhat.jp Fax: 0551-32-6877
・実施判断のためのCOVID-19の感染状況について
山梨県では市町村毎および県全体として人口1万人当たりの1週間累計新規感染者数を集計し週ごとに発表しています。人口1万人当たりの1週間累計感染者数1.5人以上で黄信号、2.5人以上で赤信号としています。2月25日発表の18日から24日では県全体として1万人当たり21.9名でその前週の25.49名より若干減少しているものの赤信号レベルをはるかに上回っているのが現状です。実施の可否は以下を目安として判断します。
1)3月25日時点で山梨県での新規感染者が1週間累計で1万人当たり1.5人以下であること。
2)秩父市でのまん延防止重点措置が解除されていること。