八ヶ岳歩こう会例会案内 2018.6.21掲載

城跡及び館跡巡りシリーズ・第6回

中野城跡巡りウォーク

[甲斐源氏、秋山光朝終焉の城](南アルプス市湯沢)
櫛形山の南麓、静かに佇んだ平林の集落を過ぎると林道に入ります。
林道を少し進むと中野城跡入口の案内表札が見えてきます。山林の中を整備された遊歩道を暫く行くと、少し開けた山頂に辿り着きます。そこが展望台になっていて、畳一畳位の狭い場所に城跡の碑が建っています。傍に祠が佇んでいます。
山城の特徴である空堀(からぼり)に土塁(どるい)の跡が少し見ることができます。

・開催日 2018年11月5日(月)

・コース 富士川町増穂ふるさと自然塾(トイレ) → 城山遊歩道 → 中野城跡 → 桜池遊歩道巡り(昼食・トイレ) →  富士川町増穂ふるさと自然塾(トイレ)
※頑張って下見をしまして、歩き易いコースを選びました。
[コースマップ][Googleマップ]
・距 離 約7KM
・集 合 富士川町増穂ふるさと自然塾、駐車場 10:00【地図
(富士川町平林3371-11) TEL 0556-20-1080
集合場所までに少し距離があります。安全運転で願います。
※集合場所がわからない北杜市方面の方は、JR穴山駅前 9:00に集合して下さい。田中、集合場所に誘導します。
・解 散 富士川町増穂ふるさと自然塾 2:00頃
・参加費 会員 300円 一般 500円
・持ち物 弁当・飲み物・雨具・ウォーキングダイアリー・保険証・その他
・担当者 田中哲夫 木地勝男
・その他 中野城跡について、鎌倉幕府成立期にあって、平重盛の娘を娶り重盛に仕え、平家と深い関係があったことから源頼朝に排斥され、甲斐源氏の一流・秋山太郎光朝が鎌倉勢に追い詰められ、ついにはここで自害したとの伝承が残る古代の山城跡です。
山城は、城山山頂一帯の南北に伸びる細長い尾根状の地形を利用して造られています。特にその東側は急峻な崖となっており、外敵の侵入を阻みます。山城は、里から遠く比高差がありこのように自然の地形をうまく取りこんでおり、有事の際に逃げこむには格好の山城であったとされています。
・城主 秋山光朝 ・築城年 12世紀頃 ・連郭式山城 ・標高 380M
・山城について 戦国時代に築城された城の多くは、天守閣をもっておらず、石垣すらない城が殆どあり、曲輪(くるわ)・土塁・空堀(からぼり)が三大特徴になります。織田信長・豊臣秀吉時代なると、何層もある立派な天守閣に高い石垣の城郭になります。
国宝5城・姫路城・松本城・犬山城・彦根城・松江城になります。