八ヶ岳歩こう会例会案内 2017・01・24掲載

御幸(おみゆき)路ウォーク(4)

(笛吹市石和町~甲府市南口町)

いつのまにか葉桜になった季節の中でのハイキングになります。
今回は、石和温泉駅前より出発して暫くして甲運橋を渡り甲府市に入ります。
少しして川田町を過ぎて山梨学院大のキャンパスを経て三ノ宮玉諸神社に至るコースになります。

・開催日 2017年4月26日(水)

・コース JR石和温泉駅前(トイレ) → 石和八幡神社 → 甲運橋 → 川田の道標 → 二宮神社・藤建神社 → 山梨学院大学(昼食・トイレ) → 三ノ宮玉諸神社 → 大橋五条天神社 → 熊野神社 → JR南甲府駅前(トイレ)
[コースマップ][Googleマップ]
・距 離 約11KM
・集 合 JR石和温泉駅 10:00
上り 小淵沢駅 8:58~甲府駅着 9:37・甲府駅発 9:38~石和温泉駅 9:45
下り 大月駅 9:09~石和温泉駅 9:51
・解 散 JR南甲府駅前(身延線) 14:30頃
南甲府駅発 甲府駅方面 15:07 身延駅方面 15:08
・参加費 会員 300円  一般 500円
・持ち物 お弁当・飲み物・雨具・ウォーキング手帳・保健証・その他
・担 当 田中哲夫
・その他 [1]川田の道標
万延元(1860)年造立の「川田の道しるべ」は山梨県に現存する甲州街道の道しるべとしてよく知られた存在です。
石柱の四面すべてに銘があり、中央に大きく「甲運橋」と彫られた面には「左甲府/身延道」と彫られています。別の面では「江戸」と彫った上から「東京」と重ねて彫った場所も見られます。昔の旅人は、道標を見て大いに安心したことでしょう。
[2]三ノ宮玉諸神社(たまもろじんじゃ)
「古事記」や「日本書記」によると大和武尊(やまとたけるのみこと)  が東征の帰途、酒折宮に立ち寄りました。このとき玉諸が甲斐の中央に当たると判断して、諸所の産土神(うぶすながみ)を一緒にした大国魂命(おおくだまのみこと)を祀ったと伝わっています。延喜式内社にも列せられ、甲斐国三ノ宮といわれる神社です。
毎年、四月十五日に洪水を鎮める祭礼(御幸祭)が行われています。
甲斐一ノ宮の浅間神社、二ノ宮の美和神社、三ノ宮の玉諸神社の三社の神輿が甲斐市の信玄堤まで運ばれます。
起源は平安時代まで遡るといわれています。天長二年(825)年、御勅使川と釜無川の水難を除くため、淳和(じゅんな)天皇が勅旨を甲斐の国に遣わしました。その勅使が浅間神社と美和神社、玉諸神社の三つの神社に命じて水防祈願の祭りを行ったのが始まりだといわれています。