--- 第20期 7号 --- 【印刷用PDF
八ヶ岳歩こう会 会報 平成31年1月1日
新年のご挨拶(会長)
輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
会員の皆様明けましておめでとうございます。平成最後のお正月です。
さて、我が八ヶ岳歩こう会も今年で設立20周年を迎えます。設立に携わった先輩の方々、会の維持・発展に寄与された会員・OBの方々に深く感謝申し上げます。この会が20年も維持され発展してきたことは大変スゴイことだと思います。記念事業として、記念誌を発行しました。編集委員の皆様素晴らしい記念誌をありがとうございました。また、甲州街道ウォークも展開中で全14回のうち第8回を終了し、甲斐大和まで歩を進めており、いよいよ甲府盆地へ今年は入ります。お蔭様で会員皆様のご努力により無事に運営できています。これからも甲州街道ウォークにご支援・ご協力をお願いします。今年はイノシシ年です。猪突猛進で歩を進めましょう。
結びに、会員皆様のご健勝・ご多幸と会の益々の発展を心から祈念し、新年の挨拶とします。
八ケ岳歩こう会会長 田中 憲一
事務局からのお知らせ
新会員:中村忠吉さん(甲斐市)・三井千恵子さん(北杜市)

 【1月の行事詳細】
1月9日(水) 月例会 韮崎市民交流センター(ニコリ) 10:00
1月13日(日) ※そろんそろんフットパス 明野町の旧正月のお祭「おやなぎさん」
~おやなぎさん作りを見学します~
・集合場所 明野 原公民館 北杜市明野町小笠原3891
・距離 4km
・集合 9:00 出発 9:30 ・終了 12:30 
・参加費 ¥1.000 募集人員 30名
・道守は多賀&高橋 
・主催 問合せ あおいとり(0551-45-6717)
・注意 そろんそろんフットパスは八ヶ岳歩こう会主催事業ではありません。一般の方は事前予約が必要ですが、八ヶ岳歩こう会会員は予約不要で参加費¥300です。
参加費が一般の方と異なりますので資料、冊子、茶菓子等が配られない場合がありますのであらかじめご了承ください。 但し配布される冊子については別途販売も可能です。
1月23日(水) 古道・市川道ウォーク[敷島からの道]第2回:富竹新田の道祖神より下八幡の道祖神
第2回は、富竹新田の道祖神より下八幡の道祖神までの古道・市川道のウォークになります。辺りは、都市化が進んでいますが少し奥に入ると昔の風情が残っています。旧道は、集落ごとの道端に道祖神に常夜燈等が静かに佇んでいます。道祖神に常夜燈等は、昔の旅人が安心して旅ができますように優しく見守ってくれたのかと想いをはせながらのウォークになります。
・コース JR竜王駅南口(トイレ) → 旧道市川道 → 富竹新田の道祖神 → 神明神社 → 法久寺(トイレ) → 榎の道祖神 → 秋葉神社納札堂 → 田中の道祖神 → 下八幡3区の道祖神 → 玉幡公園[Kai・遊・パーク](昼食・トイレ) → 下八幡の高札前・道祖神 → 飯富(おぶ)兵部少輔虎昌館跡 → 竜王駅(トイレ)
・距 離 約11km
・集 合 JR竜王駅南口 9:40 竜王駅着(上り) 9:32  竜王駅着(下り) 9:40
・解 散 JR竜王駅 14:00頃
・参加費 会員 300円 一般 500円
・持ち物 弁当・飲み物・雨具・ウォーキングダイアリー・保険証・その他
・担当者 田中哲夫(090-4927-5044) 村松光比古(090-6526-6737)
・その他 ・富竹新田の道祖神 旧市川道と旧御幸道との交わる所にある。
・神明神社 本殿(市指定有形文化財) 古社水神宮(市指定史趾) 常夜燈(市指定文化財、立造像)。(甲斐国志)に平岡次郎右衛門といい、父良知ともに江戸初期の甲府代官触頭として活躍、新田開発などに業績をあげている。富竹新田もその代表的事例の一つである。
・法久寺 日蓮宗 永正6年(1509)創立。カシワの木(市指定天然記念物)
・榎の道祖神 榎は、旧市川道と旧戸田街道と交わる交通の要衝であった。
・万才の秋葉神社納札塔 石柱の上部を繰り抜いた納札塔で、中に秋葉神社の神札を収める。
・田中の道祖神 石洞の中に丸石が収める。
・下八幡三区の道祖神 石祠 冷間から遷したもので(文政十一子ノ六月)刻名がある。
・下八幡の高札前 幕府や領主が決めた法度(はっと)や掟書などを木の板札に書き、人見のひくように高く揚げておく場所のことです。
・飯富兵部少輔虎昌館跡 武田信虎、信玄の二代に仕えた宿老中の宿老でその剛勇は(甲山の猛虎)と呼ばれて敵味方から恐れられたほどの猛将であり、武田二十四将の一人に挙げられる。虎昌の率いる部隊は全員が赤い軍装で、、

【2月の行事詳細】
※2月13日(水) フットパススノーシュー
清里スノーシューまるごと冬体験/~サンメドウズの森を歩く~
・集合場所 サンメドウズ清里スキー場 2F
・距離 3.5km
・集合 9:00 出発 9:30 ・終了 12:30 
・参加費 ¥1.000 募集人員 30名
・別途費用 リフト代¥700 スノーシューレンタル¥1.300(要申込)
・道守 中川 
・主催 問合せ あおいとり(0551-45-6717)
・注意 そろんそろんフットパスは八ヶ岳歩こう会主催事業ではありません。一般の方は事前予約が必要ですが、八ヶ岳歩こう会会員は予約不要で参加費¥300です。
参加費が一般の方と異なりますので資料、冊子、茶菓子等が配られない場合がありますのであらかじめご了承ください。 但し配布される冊子については別途販売も可能です。
2月20日(水) 古道・市川道ウォーク[敷島からの道]第3回:下八幡の道祖神より河西下組の道祖神
第3回は、釜無川沿いの昭和バイパス通りを少し奥まった辺りが、昔の面影を残す旧市川道のコースになります。道端には、道祖神に祠が静かに佇んでいます。
近くには、釜無工業団地があり隣には大型商業施設のお店を中心にして次々と店がオープンしています。周辺の道路は、車の往来が激しく休日になると道路が混みます。県内では一番の賑やかさではないかと思います。
・コース kai遊パーク(トイレ) → 下八幡の道祖神 → 西八幡の道祖神 → 西八幡の石造子安地蔵菩薩立像 → 玉川の石祠 → 若一王子社 → 玉川西の石祠 → 築地新居の御崎大神社 → 伊久比学校跡記念碑 → 常永公園(トイレ) → 河西上組の道祖神 → かすみ堤公園 → 河西中組の道祖神 → 法界寺 → 河西下組の道祖神 → 村の境石 → 常永ゆめ広場(トイレ) → イオンモール(昼食・トイレ) → 築地新道の碑→kai遊パーク(トイレ)
・距 離 約10km
・集 合 10:00 kai遊パーク駐車場(AM9時にオープンします)
甲斐市西八幡1896-2 (TEL 055-276-4189)
・解 散 kai遊パーク 15:00頃
・参加費 会員 300円 一般 500円
・持ち物 弁当・飲み物・雨具・ウォーキングダイアリー・保険証・その他
(イオンモールにおいて食事ができます)
・担当者 田中哲夫(090-4927-5044) 村松光比古(090-6526-6737)
・その他 ・かすめ堤公園 信玄公が釜無川の治水に取組み、新田開発を行ったことにはじまります。約20年間の歳月を費やした。(信玄堤)は、一般の堤防が一直線であるのに対して、何本もの堤防を重ねて川を取り囲む(霞堤)の独特の工法が駆使されています。かすみ堤の一部が、かすみ公園で見ることができます。
・西八幡の石造子安地蔵立像 (甲斐市指定文化財・彫刻)
・玉川の石祠 (□政八歳西三月()組)
・若王子社 境内には、天保六(1835)年に作られた二十六夜塔が祀られています。これは月待ち行事の一つです。月の出るのを待って、飲食を共にする共同体の行事でした。石鳥居は明治六年の建立。桜の名所です。玉川集落の氏神です。
・筑地新居の道祖神 丸石祠(文政十一戌子六月氏子中)の刻印あり。
・伊久比学校記念碑 明治五年六月に設置された伊久比学校があった所です。
・河西上組の道祖神 石塁の上に丸石祠を祀る。
・河西中組の道祖神 石塁の上に丸石を置く。昭和三年と台座にしゅう朱で書かれてある。
・法界寺 日蓮宗 入口に宝永三年(1705)造立のお題目塔及び650年遠忌碑がある。日蓮聖人直筆の曼陀羅(マンダラ)が二幅ある。
・河西下組の道祖神 台石の上に丸石を祀る。
・村境石 自然に(河西村・布施村境)と刻む。
・昭和町・飯喰(イックイ)と築地新居(ツイジアライ)について、飯喰は(堤を築く人たちが、この地で食事を摂った(食う))また、ちょと離れた土地の人が(飯喰に行けば食いっぱぐれがない)という間違った解釈をして、移り住む人が多くなり、村が栄えるようになったという話が収録されている。築地新居は、氾濫を防ぐ土手(築地)を築いて新しい集落ができたことからその名前がついたそうです。
2月22日(金) 甲州街道ウォーク第10回下見
2月25日(月) 甲州街道ウォーク第4回 八王子宿~与瀬宿
・コース 西八王子駅(トイレ) → 高尾駅(トイレ) → 駒木宿 → 峰尾豆腐店 → 日影沢キャンプ場(昼食・トイレ) → 宝珠禅寺 → 小仏峠 → 小原宿本陣(トイレ) → えんどう坂 → 相模湖駅(トイレ)
・距 離 約16km
・集 合 西八王子駅 9:30
小淵沢 6:33 穴山 6:51 甲府着 7:12 甲府発 7:14 高尾着 8:53 高尾発 9:03 西八王子 9:07
・解 散 相模湖駅 16:00予定
・参加費 会員及び他協会員 500円 一般 1,000円
・持ち物 昼食 飲み物 雨具 ウォーキングダイアリー(会員のみ) 甲州街道専用ダイアリー 保険証等
・担当者 田中哲夫 重田友五郎 和田宏 田中憲一
・その他 峠越えの山道を登り降りしますのでトレッキングシューズとトレッキングポールを用意してください。

【3月の行事詳細】
3月初旬 蔵開きウォーク 担当:風路
3月4日(月) 敷島梅の里ウォーク 担当:進藤
3月6日(水) 月例会 韮崎市民交流センター(ニコリ) 10:00
3月13日(水) 古道・市川道ウォーク[敷島からの道]第4回
身延線・国母駅より東花輪駅/昭和町西条・中央市布施・今福
第4回は、田園地帯をゆっくりと走る身延線を見ながら、昭和町より旧田富町辺りのウォーキングになります。
この辺りは、昔、旧市川道に旧みのぶ道・高尾街道及び旧鎌倉街道が交差する交通の要衝でした。証である道標が幾つも建っていて僅かながら昔の面影を残しています。
これまでは、古道・市川道は途切れることなくきましたが、旧田富町に入り穂見八幡神社を過ぎると残念ながら古道が途切れてしまいました。この辺り一帯は、釜無川と笛吹川の合流点にあたります。度重なる水害で古道が流されしまい、新しい道に整備されてきました。つい最近までには、それそれの家や村では水害避難用に小さい木船を軒下に吊るしてありました。今は、河川が整備されて今福集落では、水田地帯は、今、(トマト)県下一位の生産量を誇っていて、町を盛り上げています。
・コース 国母駅・西条地区児童公園(トイレ) → 加応法印 → 一体分身六地蔵 → 双体道祖神 → 沼公園(トイレ)・沼天神 → 本誓寺 → 旧鎌倉街道の表札 → 常永駅(トイレ) → みのぶ道の表札 → 穂見八幡神社 → 布施の道標(辻屋) → 妙泉寺(昼食・トイレ) → 貴蔵院 → 東花輪駅(トイレ)
・距 離 約10km
・集 合 9:50 JR身延線・国母駅の隣、西条地区児童公園広場
国母駅着「上り、9:24 下り、9:41」
・解 散 JR東花輪駅前 14:30頃
東花輪駅発「上り 14:34  下り 14:51」
・参加費 会員 300円 一般 500円
・持ち物 弁当・飲み物・雨具・ウォーキングダイアリー・保険証・その他
・担当者 田中哲夫(090-4927-5044) 村松光比古(090-6526-6737)
・その他 旧鎌倉街道 甲斐国最古の官道(中央と地方を結ぶ公道)です。鎌倉幕府の御家人たちが(いざ、鎌倉)と馳せ参じた道でした。関東諸国を通り、信濃や越後を結ぶ交通路で、鎌倉時代から戦国時代までの武士の歴史を物語る道でもあります。河東中島地区の宿尻から紙漉阿原の約1キロの古道は、(鎌倉街道)と呼ばれています。
・湧水の里沼公園・沼天神[沼天神は、生き神様で、願いをかければ必ず叶えてくれる]という言い伝えがあり、特に赤ん坊の夜泣きにご利益があると言われています。
・掘り抜き井戸 昭和町は、扇状地の下を流れる伏流水が湧き出て水源となる盆地低部地域です。今でも、家の屋敷内に堀り抜き井戸が見られます。現存する掘り抜き井戸は、地中の圧力帯水層に鉄棒を打ち込んで取水したものです。江戸時代の井戸職人が開発したものと言われています。
・棹地蔵 室町幕府時代初頭に建立されたと言われています。石憧が祀られています。旧みのぶ道と高尾街道の交差点になります。石憧の上部が紛失しているため、六角形の憧身のみが安置されています。(棹地蔵)と名付けられた理由は、わかっていないです。
・紙漉阿原(かみすきあわら) 地名について、浸水や湧水がある地を(あわら[阿原])と言い、臼井阿原、上阿原などの地名として残っています。釜無川左岸、鎌田川流域の低地の湧水を利用して紙漉業が起こったと言われていることから(紙漉阿原)という地名になったと言われています。
・紙漉阿原の双体道祖神 男女の神像が手をつなぎ、仲良く寄り添った姿が彫られています。子孫繁栄を祈ったものだそうです。いつ頃建てられたのか分かっていないそうです。花が手向けられ、地元の人に愛されていることがわかります。
・東花輪駅周辺は、石祠や丸石等、様々な形をした道祖神が見ることができます。道祖神は、村境や辻にあり集落の外部から侵入してくる疫病や災害を防ぐ神様として古くより信仰されています。また、旅人たちの安全も見守ります。
・布施の道標 通称(辻屋)と言う。ここは、かって(辻の屋)と言う旅籠と井戸があり、旅人で賑わったといわれる。四面に次の銘がある。(この方ふちふ)(この方にらさ□)(この方かちかさ□)(この方いちか□)同所には六地蔵憧(無銘)もある。
・穂見八幡神社 布施五ヶ郷(上三条・下三条・河西・山の神・布施)の鎮守。創建年代は不明ですが、仁安元年の古棟札があったと伝えられる古社である。本殿は、二間社流造で、県指定文化財。
・妙泉寺 日蓮宗 天正4年(1576)鬼子母神堂が建立されたのが始まりといわれ、寛永8年(1631)妙泉寺として開創されたと言う
3月15日(金) 甲州街道ウォーク第11回下見
3月20日(水) 鏝絵シリーズ第3回:原村柳沢地区の鏝絵 担当:小澤、大嶋
3月27日(水) 甲州街道ウォーク第9回 鶴瀬宿~石和宿 ※少雨決行
・コース 甲斐大和駅(トイレ) → 鶴瀬宿(血洗沢) → 柏尾古戦場跡(近藤勇像) → 大善寺(トイレ) → 勝沼宿(旧田中銀行・勝沼富町のブドウ標柱など) → 白百合醸造(昼食・トイレ) → 桃太郎街道 → 笛吹橋 → 笛吹権三郎之像 → 石和宿(本陣跡) → 石和温泉駅(トイレ)
・距 離 約16km
・集 合 甲斐大和駅 9時30分
(上り→小淵沢7:45 長坂7:52 穴山8:03 韮崎8:11 甲府8:33 山梨市8:47 甲斐大和着9:04、下り→高尾8:10 大月8:50 甲斐大和着9:15)
・解 散 石和温泉駅 15時30分頃
(上り→15:45高尾行、下り→15:34長野行・16:11小淵沢行)
・参加費 会員及び他協会員 500円 一般 1,000円
・持ち物 昼食 飲み物 雨具 ウォーキングダイアリー(会員のみ) 甲州街道専用ダイアリー 保険証等
・担当者 大嶋俊壽 風路周平 吉田三男 飯野健彦 (サポート 田中憲一)
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【月例会】
 ・月例会は毎月一度の話し合いの場です。どなたも歓迎ですのでご参加下さい。
【例会参加者へ】
 ・特に表記のない例会は、雨天決行です。
 ・特別の場合を除いて事前申し込み不要です。
 ・例会は、どなたも参加できます。
 ・(下見)とある例会も本番同様進行します。ご遠慮なく参加お願いいたします。
 ・会員は会員証とウォーキング手帳を御持参下さい。(貰っていない方は事務局へ)
 ・タイトルの前に※があるのは当会主催ではありません。
  他会主催の場合の詳細はそれぞれの主催者にお問合わせ下さい
 ・例会についての質問は、担当者名が掲載されていればそこへ。それ以外は事務局へ。
  八ヶ岳歩こう会事務局 / 多賀純夫 電話 0551-32-5888 FAX 0551-32-6877