--- 第19期 6号 --- 【印刷用PDF
八ヶ岳歩こう会 会報 平成29年11月30日
 事務局からのお知らせ
「山が2回白くなれば、3回目には里に降る」といいますが、八ヶ岳の里山には既に雪が舞って、無事ことわざ通りの冬となりました。新たな年神様を迎える準備を始める気ぜわしい候となりにけりですね。八ヶ岳歩こう会も20周年を迎える準備をいろいろ進めておりますが、その一つ「記念誌」の記事を皆様方にお願いする頃となりました。来年の総会にはお配りしたいと思いますので、下記の要領にて、皆様の記事を募集致します。編集や印刷等の都合もありますので、今年度中に一度締め切りをさせて頂く予定です。どうぞご協力ください。
・記事の内容分量は自由です。大まかな目安はA4用紙に1枚以内で収まれば。どんなに短くてもかまいません。俳句や川柳、絵やスケッチも歓迎です。又、「自由」といっても書きにくい人には下記のテーマから選んで下さい。
・歩こう会に入った理由 ・自分のデビュー例会 ・私の好きなコース ・思い出のコース ・熊野古道 ・秩父34か所巡りと蓮田市歩こう会との思いで ・藤沢歩こう会との思いで ・富士河口湖もみじマーチに参加して ・健康とウオーク ・ウオークを通じて発見したこと ・記事に写真などを添えてくれたら最高です。
なを誠に勝手ながら、下記の方々には事務局多賀から下記の題で依頼原稿をお願いしたいと考えております。(自由に書きたいテーマがおありであれば下記テーマは無視して下さい)
・田中憲一さん:20周年を迎えるにあたって
・田中哲さん:歩こう会に入会して
・和田さん:なぜ東京シティウオークか
・風路さん:10周年記念甲州街道の思い出
・文ちゃん:歩こう会誕生のころの思い出
・藤本さん:自由に
・進藤さん:私と八ヶ岳歩こう会
・市川さん:写真報告20年のこぼれ話など
・これまで副会長や理事などを経験された方々には、ぜひ月例会の様子でもなんでも構いませんので記事のご提出にご協力をお願いしたいと思います。
以上、皆様には何卒よろしくご協力をお願いいたします。
新入会員: 廣瀬幸子さん(北杜市大泉町)・秋山真須美さん(北杜市高根町)・柿 弘枝さん(北杜市高根町)

 【2017年12月の行事詳細】
12月6日(水) 月例会 長坂農村環境改善センター 10:00
12月11日(月) 諏訪湖七福神巡りウォーク(後半)
諏訪湖七福神巡りの後半です。岡谷駅から茅野駅間の3ヶ所の七福神を巡ります
諏訪大社上社本宮 久保寺境内にて
・コース   岡谷駅(トイレ) ~ 岡谷湖畔公園(トイレ) ~ 久保寺(毘沙門天) ~ 江音寺(福禄寿・トイレ) ~ 西山公園(昼食・トイレ) ~ 諏訪大社上社本宮(トイレ) ~ 法華寺(大黒天) ~ 諏訪大社上社前宮(トイレ) ~ 川越しの場 ~ 茅野駅(トイレ)
・距 離 約17km
・集 合 岡谷駅 9:15(松本行→甲府 7:50 穴山 8:10 長坂 8:21 小淵沢 8:29)
・解 散 茅野駅 15:00頃(15:22発 塩山行)
・参加費 会員 300円 一般 500円
・持ち物 昼食・飲み物・雨具・ウオーキングダイアリー・保険証等
・担当者 田中憲一 (090 8592 1379) 村松光比古 (090 6526 6737)
12月20日(水) 納会ウォーク&食事会
今年の納会ウォークは長坂で行います。「わが町・長坂」で例会にしたコースを5キロ程にしてご案内します。食事会では、今年1年を振り返り、楽しかった思い出を語り合いましょう。ウオークのみ又は食事会のみの参加もOKです。食事会は予約制(定員24名)です、市川まで申し込みをお願いします。
建岡神社 越中久保池
・コース 長坂駅 ~ 長坂聖マリア教会 ~ 建岡神社~長坂町総合スポーツ公園~八ヶ岳パーキング~越中久保池~ 山家亭(納会会場)
・距 離 約5km
・集 合 9時15分 JR中央線長坂駅(北杜市長坂町上条2575)
下り 長坂駅着 8:55(甲府駅発 8:16 韮崎駅発 8:29)
上り 長坂駅着 9:04(小淵沢駅発 8:58)
・参加費 会員 300円 一般 500円
・持ち物 飲み物・雨具・ウオーキングダイアリー・保険証等
・食事会 山家亭(やまがてい) 長坂駅 徒歩9分
北杜市長坂町長坂上条2803-3 0551-32-2541
会費3.500円(乾杯時のドリンク付き) 追加ドリンクは個人負担
・担当者 市川富美子 岩田いせ子
・その他 食事会参加希望者は12月6日(水)迄に、メール又は電話&FAXで市川(0551-37-6440)まで申し込んで下さい。

【2018年1月の行事詳細】
1月10日(水) 月例会 長坂農村環境改善センター 10:00
1月17日(水) 城跡及び館跡巡りウォークシリーズ・第1回 金丸氏館跡巡りウォーク
武田家重臣、金丸氏の館跡・悲劇の武将土屋惣蔵の墓(南アルプス市徳永)
甲府盆地の西の端に位置します、櫛形山及び甘利山の麓には城跡及び館跡が幾件も見ることができます。道中では、城跡及び館跡には土塁に石垣・掘・曲輪・虎口等の跡が僅かに残っている位です。又、ながく手入れがされていないためか標識がないと見逃して通り過ぎて行きそうな麓にあります。
シリーズにおいては、櫛形山及び甘利山の麓には城跡が存在していたのか知って頂くだけで有り難いです。
第1回は、武田家最後の忠臣、金丸氏一族の館跡巡りウォークになります。金丸氏は、代々武田家に仕える家柄で現在の長盛院の地に館を築きました。御勅使川扇状地東端の位置に立地しています。東側は釜無川が浸食した崖が南北に走っており、西側には土塁と空掘が僅かに残っている位です。近くには、最後まで武田勝頼公に忠義を尽くした土屋惣蔵の墓が静かに佇んでいます。
・コース ハッピーパーク(トイレ) ~ 七面堂・スーパーオギノ八田(トイレ) ~ 上高砂堤防松並木 ~ 道標 ~ ふるさと伝承館(昼食・トイレ) ~ 土屋惣蔵の墓 ~ 金丸氏館跡(長盛院)(トイレ) ~ 八ッピーパーク(トイレ)
・距 離 約9KM
・集 合 10:00 ハッピーパーク(駐車場)
(住所南アルプス市徳永410・TEL 055-285-2088)
・解 散 ハッピーパーク 15:00頃
・参加費 会員 300円 一般 500円
・持ち物 お弁当・飲み物・雨具・ウォーキングダイアリー・保険証・その他
・担当者 田中哲夫(090-4927-5044) 木地勝男(090-1550-7451)
・その他 【金丸氏館】築年代は、はっきりしてないそうです。金丸氏は甲斐武田氏14代武田信重の子光重を祖となるそうです。現在の南アルプス市徳永周辺を治めていた武田家の重臣と言われています。館跡は、長盛院境内一帯であったそうです。武田家が滅亡すると、金丸氏の館も兵火にかかって焼失し館の歴史に幕を閉じてしまいます。館主、金丸氏、・築年代 16世紀?・標高15M
【土屋惣蔵昌恒】金丸筑前虎義の五男として生まれました。惣蔵は成長の後、駿河の武将・土屋筑前守の養子となり土屋姓を名乗ることになります。惣蔵は、信玄公病没後、家督を継いだ勝頼公の側近となります。勝頼公が織田軍に田野の地の追われた時、勝頼公に従った武将は惣蔵をはじめ僅か数人だったと言われています。天目山で最後まで勝頼公守り抜いた惣蔵の姿は、武田家最後の忠臣として今も語り継がれています。又、片手千人斬りの伝説も残しています。惣蔵の子、土屋忠直は徳川家康公に仕えて、江戸時代には上総国久留里藩2万石の大名になっています。
(夏草や兵どもの夢のあと) 参考資料 南アルプス市教育委員会・山梨の古城

【2018年2月の行事詳細】
2月21日(水) 城跡及び館跡巡りウォークシリーズ・第2回
椿城跡及び秋山光朝館跡巡りウォーク
[大井信達伝説の地・悲劇の武将秋山光朝の館跡](南アルプス市上野・秋山)
第2回のウォークは、丸い櫛の形した優しい姿の櫛形山山麓の上野及び秋山集落になります。
春の季節が訪れるとスモモの花が麓一面に広がり見事です。椿城跡は、北に市之瀬川、南に堰野川によって挟まれた台地に立地しています。
赤い屋根が目立つ、本重寺の境内一帯が椿城跡になります。案内板と石碑があり本丸とされる畑の中に石塔群(大井一族の墓?)が静かに佇んでいます。城跡周辺には、椿が多いことからこの花にちなんで椿城と呼ぶようになったそうです。
秋山氏館跡は、北に秋山川・南には、塩沢川が流れ、西を峰々に囲まれた三角地帯の小高い丘の熊野神社の境内一帯なります。境内周辺には、スモモの花と競うように淡いピンクのソメイヨシノが咲き誇ります。今でも、光朝の父、遠光公を地元の人たちに、(トウミッチャン)と慕われながら呼ばれているそうです。
・コース 秋山川スモモの郷公園(トイレ) → 熊野神社(秋山氏館跡) → 甲斐源氏秋山家発祥の地の碑 → 懸腰山 → 広誓院(トイレ) → 椿城跡・本重寺(昼食・トイレ) → 安養院(トイレ) → 秋山川スモモの郷公園(トイレ)
・距 離 約9KM
・集 合 10:00 秋山川スモモの郷公園駐車場(駐車場が何か所あるため、睦橋側の駐車場に駐車願います。)【地図
・解 散 秋山川スモモの郷公園 14:30頃
・参加費 会員 300円 一般 500円
・持ち物 お弁当・飲み物・雨具・ウォーキングダイアリー・保険証・その他
・担当者 田中哲夫(090-4927-5044) 木地勝男(090-1550-7451)
・その他 [椿城跡](甲斐国志)によると、長清の孫・上野盛長が鎌倉時代に築いた城だと伝えられています。後代に武田信虎と争った大井信達の居城となります。信達は、西郡(にしごうり)に勢力を持った土豪で武田信虎の正室の父にあたります。信虎の正室は、大井夫人と呼ばれ信玄を産んでいます。信達は、十四歳で武田家を継いだ信虎と争った人物です。信虎の甲斐統一は、隣国である北条、今川、諏訪らの介入と大井、小山田ら甲斐の国の地方豪族の抵抗を受け、思うようにまかせなった。特に大井氏は、駿河の今井と組んで信虎に激しく抵抗しました。大井氏の城を攻めた信虎軍が大敗したと伝えられています。しかし信虎軍が勢力を盛り返し、ついに駿河勢を追い今川氏と武田氏が和睦し、大井信達は、信虎軍に下っています。武田家の滅亡とともに大井氏も絶え、椿城も表舞台から姿を消すことになりました。
城主/上野盛長 平山城(標高410?) 南アルプス市指定史跡
[秋山光朝](あきやまみつとも)西の山深い雨鳴城で果てた秋山光朝の居館跡と呼ばれています。光朝は、父・遠光の勢力を背景に大井荘を支配したと伝えられています。光朝は、平重盛の娘を妻とし京に長く留まったため遅参して時の将軍・頼朝に不信を買いました。また木曽義仲に通じていたととも疑われた光朝は文治元年、鎌倉勢に攻められて、雨鳴城で迎え撃ちますが戦いに利なくして敗れて自刃した悲劇の武将だと伝えられています。
・参考資料 山梨の城(山日新聞、発行)
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【月例会】
 ・月例会は毎月一度の話し合いの場です。どなたも歓迎ですのでご参加下さい。
【例会参加者へ】
 ・特に表記のない例会は、雨天決行です。
 ・特別の場合を除いて事前申し込み不要です。
 ・例会は、どなたも参加できます。
 ・(下見)とある例会も本番同様進行します。ご遠慮なく参加お願いいたします。
 ・会員は会員証とウオーキング手帳を御持参下さい。(貰っていない方は事務局へ)
 ・タイトルの前に※があるのは当会主催ではありません。
  他会主催の場合の詳細はそれぞれの主催者にお問合わせ下さい
 ・例会についての質問は、担当者名が掲載されていればそこへ。それ以外は事務局へ。
  八ヶ岳歩こう会事務局 / 多賀純夫 電話 0551-32-5888 FAX 0551-32-6877