八ヶ岳横断遊歩道案内 PART3

2003.10.29

2003年、清里・美し森から小淵沢・観音平までを繋ぐ平均標高1550米の「遊歩道」が貫通しました。

美し森〜天女山をPART1,天女山〜ツバクロ岩をPART2、ツバクロ岩〜三味線滝をPART3、三味線滝〜観音平をPART4として、4回に分けて道筋をご案内します。

PART1とPART4は以前からある遊歩道で人気もあり、八ヶ岳南麓の典型的なハイキングコ−スとしてお奨めです。

しかし、新たに出来たPART2,3は、起伏の激しい道で、展望の変化に乏しく、大変ハ−ドです。トイレもなく、「遊歩道」のつもりで歩けば残念ながら苦しみと疲労の残る道であると言えましょう。

所々見所はありますが「見所の素晴らしさ」より、「全体としてのつまらなさ」の方が勝っています。決してお奨めではありません。が、せっかく出来た道なのでどうしても歩いて見たいという人の為に、ここに少々ル−トの情報を提供してみましょう、というのがこのペ−ジの趣旨であります。

くどいようですが、お奨めのル−トだから情報を提供しているのではありません(~_~;) 新しく出来た道だから最新情報を提供するのです。くれぐれも「さっそく行ってみよう」などという気を起こさないように(~_~;)
はっきり言って、「つかれる山道」ですから・・(T_T)

今回歩いたPART3・黒線(仙人小屋から1キロ程小淵沢よりの所から出発)


しかし、天気は良かった。自然の中では天気が良いことが最良のご馳走だ。「雨の日は雨をたのしみ・・」ということもあるが、それは達人の楽しみ方だ。我々凡人はやっぱり天気に左右される。今日はもう最高。このコ−スを歩くのは3度目となるが、今までにない発見をした。

八ヶ岳高原ラインから一気に「横断遊歩道」まで上がる。標高差約350米

40分ほどのアルバイト。なかなかキビシイ。

しかし、上に近づくと、写真のような尾根道となり、展望も開ける

落ち葉の尾根道。気分がいい道です。こういう道なら何時間でも歩いていたい。

やや盛りを過ぎたとはいえ、紅葉もなかなか。

ところどころこんな展望が開けます。

空が青いということはいいことです(^_^)v

右は南アルプスです。

ツバクラ岩に到着。正規コ−スから2,3分下ったところにあります。

岩ツバメが沢山いたんでしょうなぁ・・。

今日は一匹も居なかったが、右の岩の穴からコノハズクだかアオバズクだかが飛び出してきた。

いや、なかなか見ごたえのある景観です。U字状にオ−バ−ハングの岩が谷を囲み、その下は古代人か地底人(~_~;)が住んでいたような感じで洞窟上にポッカリ空いている。

地質学的にも景観的にもなかなか見ごたえがある場所なんじゃないでしょうか。

秋の道。道が茶色なのは、土だからではありません。

落葉松の落ち葉が堆積しているのです。

ふかふかと、まるで絨毯の上を歩いているような感じです。

 

つばめ岩に到着。

しかし「ツバクロ」と「つばめ」なんて随分紛らわしい名前をつけたもんだ。最初歩いた時は「同じ場所に戻ってきてしまったのか」と少しあせった。

岩の城のような感じで、あたりをゴツゴツした岩が取り囲んでいる。城壁のようだというべきか、岩の庭園のようだというべきか、ここはここでまあ、「見所」といえなくもない。

写真手前には谷があって、この岩に向かって上昇気流が吹き上げている。だから風が絶えず強い。

ツバメはこういうところが好きなのか・・。

まだ新しい看板があちこちにあるが、キロ数が書いていない。

八ヶ岳高原ラインへ下りるエスケ−プル−トが何本もあるのは、まあ安心である。

今日の目的地三味線滝

ここから高原ラインへ下ります。

4,5年前、三味線滝の前に橋が出来ました(上の写真)。美し森と観音平を結ぶル−トのなかでおそらく唯一の橋です。

こういう橋や「つり橋」などがもっとあったら、このル−トはもう少しおだやかで誰にでもお奨めの道になったのに、と思います。

幾つもの川筋、沢筋、谷、があるのに橋がないということは、そこまで下りるということです。下りてまた上ります。上ったらまた谷へ下ります。このル−トは永遠にその繰り返しです(T_T)

まぁ、一度歩いてみてごらんなさい、あまりのアップダウンに多分貴方は怒り出します(~_~;) 「誰だ、こんな道作ったの!、責任者出て来いっ」って。

落葉松の落ち葉がキラキラ輝きながら舞っていた。

私の大好きな秋の風物詩だ。

三味線滝から出口(高原ライン・三ツ頭登山口)までは昔からの自然道を通る。

新しく出来た遊歩道もあるが、まだ風景に溶け込んでいず、なんだか郊外の公園を歩いているようだ。

この道にはこんな白樺の単体林がある。見事。

ところが不思議なんだなぁ・・左の写真を撮った地点で振り返って写真を撮ると・・。

ごらんのような、落葉松の林となります。つまりちょうど私の立っている地点から上が白樺林、下が落葉松林と、はっきり分かれているのです・・・。

落葉松は多分植林だから、昔はこちも白樺林だったのだろう。

すると、かなり面積の広い白樺林だったことになる。

 


 あんまり展望のきかないこのコ−スで、いきなりこんな展望が開けたので感動し、さっそくカメラに収めたが、今みたら観音平からの景色と良く似ていた(~_~;)。

●本日は約3時間弱の道のりでした。軽登山靴が必要です。車2台で行ってあらかじめゴ−ル地点に1台置いておかないと不便です。
●このコ−ス案内ですが、都合によりPART3からUP致しました。ほかのPARTはいつになることやら見当もつきません(~_~;)
●PART2、PART3を歩かれた方がもしいらっしゃったら、感想をメ−ルで下さい。私だけが「疲れるだけのつまらない道」と感じているのか、ちょっと知りたいです・・。

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