八ヶ岳の民話を歩く 〜小渕沢の巻き〜

がんまるウォ−ク

2003.10.25(土)


都で政争に敗れた源氏の一派が小淵沢に流れ着いた。「いづみ」氏といった。代々北野天神社の神官を務めた。

小淵沢に伝わる民話「がんまくさん」は、北野天神社に伝わる話である。
なんと物語の主人公「がんまくさん」の35代目が今なを北野天神社の境内に隣接する住居に住まわれ、健在なのである。今日はご本人にお会いすることが出来た。

「がんまく」とはこの地方の方言で、「乱暴もの」というような意味である。幼名「巌丸」と呼ばれた北野天神社の男の物語に由来する方言である。彼はあることから天より力を授かり、神社の鳥居を一人でひょいと持ち上げ組み立てたりした。私達は「がんまく」ではなくあえて「がんまる」の名でウォ−クを行った。実在した35代目の子孫に敬意を表し、ご先祖のお名前を拝借したのである。35代目は大いに喜んでくださった。
「巌丸」さんの由来・来歴がもっと研究されれば、甲斐源氏の歴史、小淵沢の町史も変わるだろうと言われている。

10:00 小淵沢駅集合・出発28名の参加
本日のハイライト、北野天神社の鳥居を2つくぐる。がんまるさんがその大力でひょいと組み立てたという鳥居である。

ここでがんまるさんの35代目とお会いし、お話しを伺って、貴重な時間を過ごさせて頂いた。

上の2枚はその時の記念写真である。

北野天神社を後にして、高福寺に向かう途中の道。

甲斐駒ケ岳が青く霞んで美しいが、おや・・・

左の白樺の幹に「赤いポスタ−」が・・。

実はこれ「がんまるさん」のイメ−ジキャラクタ−。

絵本作家「松村雅子」さんが書いて下さった。

それを小淵沢商工会がパウチして100枚作り、歩くコ−スに掲示して下さったのである。

これはウォ−ク前日の様子。皆さんで手分けして掲示しています。
さて、高福寺に着きました。ここの方丈さんは郷土史家としても有名で、さっそく「がんまる」さんについてお伺いしたところ・・・

いやぁ〜、出るわ出るわ、秘話、伝承、史実、言い伝え、事細かにお話ししてくださること約40分。

やっぱり「巌丸」さんは小淵沢にとって、甲斐源氏にとって、大変なキ−パ−ソンでした。

詳しくは直接方丈さんにお聞きください(~_~;)

話しが多岐に渡ってどれも濃いのです

とてもここには書ききれません。

お昼は松村さん発案の「がんまる弁当」

固くむすばれたオニギリが二つ竹皮に包まれ、さらにから揚げが笹の葉にくるまれていた。そして沢庵。

おなか一杯。

こんな小さな女の子も歩きました

このお寺は、108つの鐘があることで有名です

当会では毎年ここで「納会ウォ−ク」を行い、「写経」をした後この鐘を叩いて、1年を納めます。

次に向かったのが「八幡神社」

ここには「廻り舞台」があるのです。

今は使われておりませんが、

町の文化財に指定されています。

格子の窓から覗くと、床が丸く切れていて、舞台がそこから廻るんだなあと分かります。

進藤さんがとても分かりやすくとても懐かしそうに、昔の話をして下さいました。

帰り道「蔵通り」といわれる道を通って帰ったのですが、道の左右に残る蔵のあまりの立派さに写真を撮るのも忘れる始末でした。

いや、ほんとに見事。続々現れる見事な蔵。それを地元の方々の「故事来歴話」を伺いながら見るのですから、たまりません。勉強になりました。

みなさんも是非小淵沢「蔵通り」を歩いて下さい。

急行を待つ間にぶらっと歩ける距離です。

蔵通りの写真を忘れたお詫びに、皆様方には「四葉のクロ−バ−」をお見せいたします(~_~;) 帰路休憩した原っぱで写真の方(お顔が写っておりませんが^_^;)が見つけました。皆様、お幸せに(^_^)v

スペシャルサンクス:小淵沢TMO準備委員会の皆様。今回は小淵沢駅前商店街の皆様方の協力の下、楽しく歩くことが出来ました。ありがとう御座いました。来年は北野天神社のお神楽の日に実施することになりました。一団とスケ−ルアップされたウォ−クとなりそうです。
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