甲斐のむかし道・小尾街道巡りウォーク(2) 塩崎駅〜韮崎駅

開催日:2021年4月12日(月)

※参加資格:八ヶ岳歩こう会会員及び会員同伴者

朝穂堰水配役人詰所文庫
六地蔵幢(お牧の寺・慈眼寺の境内にて)

第2回は、旧甲州街道に分かれて一橋陣屋跡地より旧小尾街道に入ります。宇津谷集落辺りは、なまこ壁のお蔵に長屋門など昔の街道の面影を残しています。集落を過ぎると、圃場(ほじょう)整備された長閑な美しい水田地帯の傍を通ります。暫くして、茅ヶ岳南麓の広々とした丘陵地帯に入ります。上ノ山より穂坂町に至り一帯は、日照時間の長さと水はけの良い土壌で、果実栽培には最適地だと言われています。ブドウにリンゴ・サクランボ等盛んに栽培されて、県下有数の果実郷と呼ばれています。遥か昔、有数の馬産地で馬を生産し放牧する穂坂牧と呼ばれていました。甲斐の国では、朝廷直営の牧場(御牧)を3牧が設けたと言われています。特に、穂坂牧は貢馬が盛んであったと言われています。今は、その面影を見つけるのは難しいです。僅かに、牧のお寺だと言われている慈眼寺にて、牧の歌碑を見ることになります。
途中にて、穂坂小学校は木を基調にした周囲の風景に溶け込んだ優しい校舎を見ることになります。また、展望抜群の銀河鉄道展望公園で休憩します。宮沢賢治の世界に浸ることになります。茅ヶ岳南麓は、変化に富んだ風景を見せてくれます。
コースにおいては、通常よりは歩行距離が長くなります。休憩時間を多くとり、ペース配分に注意して楽しいウォーキングに努めていきます。
・コース:塩崎駅(トイレ) → 松尾芭蕉の碑 → 妙善寺・一橋陣屋跡 → 法喜院 → 回看塚(みかえりづか) → 小尾街道の碑・なみだの森 → 慈眼寺(昼食・トイレ) → 穂坂小・朝穂堰水配役人詰所文庫 → 宮久保のクヌギ → 銀河鉄道展望公園(トイレ) → 穂坂橋(塩川) → 韮崎駅(トイレ)
[コースマップ][グーグルマップ]
・距 離:約15km(標高差 約260m)
・集 合:塩崎駅南口 9時30分
(上り、小淵沢駅8:58→長坂駅9:05→穴山駅9:15→韮崎駅9:23→塩崎駅9:27)
(下り、塩山駅8:39→甲府駅9:16→塩崎駅9:24)
・解 散:韮崎駅 15:30予定です。
・参加費:会員 300円、 一般 500円
・持ち物:弁当・飲み物・雨具・ウォーキングダイアリー(会員のみ)・保険証・その他
・担当者:田中哲夫 小林光修

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