八ヶ岳歩こう会例会案内 2019.6.27掲載

柳沢吉保公ゆかりの甲府城下町巡りウォーク第2回

甲府市、若松町・相生町・城東町

第2回は、甲府城を中心にして南の方向に向かって、二ノ堀跡及び三ノ堀跡の周辺になります。(旧百石町・旧山田町・旧柳町・旧三日町・若松町)
吉保公時代においては、若松町の三ノ堀跡(濁川)付近にあった亀屋座周辺には小江戸と呼ばれるほど賑やかだったそうです。吉保公、ゆかりの城下町の面影を訪ねてのウォーキングになります。

・開催日 2019年11月13日(水)

・コース 甲府駅北口(トイレ) → 御金蔵稲荷 → 二ノ堀跡 ➝ 慶長院 → 甲府上水跡 ➝ 櫢典館跡(きてんかん)(トイレ) → 一蓮寺蓮・市立遊亀動物公園(トイレ) → 穂積神社 → 甲府市総合市民会館(昼食・トイレ) → 三ノ堀跡・濁川 → 亀屋座跡 ➝ 開運橋 → 山神社 → 文殊稲荷 → 笠森稲荷 → 天尊躰寺 ➝ 教安寺(トイレ) ➝ 柳町大神宮 → 甲府駅(トイレ)
[コースマップ][Googleマップ]
・距 離 約11km
・集 合 甲府駅(北口・武田信虎公像前) 10:00
上り/小淵沢駅8:58→甲府駅9:37 下り/大月駅8:46→甲府駅9:46) 
・解 散 甲府駅(北口) 14:00頃
・参加費 会員 300円 一般 500円
・持ち物 弁当・飲み物・雨具・ウォーキングダイアリー・保険証・その他
・担当者 田中哲夫(090-4927-5044) 木地勝男(090-1550-7451)
・その他 江戸時代の甲府城下町について 
[1]甲府城(中心部は総石垣)を中心にして、三重の堀(内掘・二ノ堀跡・三ノ堀跡)に囲まれた城下町でした。
[2]二ノ堀跡には武士が、三ノ堀跡の内外に町人に職人が住んでいました。多い時には、1万〜1万4千人が暮らしていました。
[3]五街道の一つ甲州街道が通っていました。(江戸から35里、2〜3泊の旅でした)
[4]城下町のはずれには、お寺に神社が多かった。

・吉保公の功績
[1]甲府城を積極的に整備した。
[2]城下町を大々的に整備、拡大した。
[3]甲州八珍果(農業振興策)一説によると、葡萄・柿・梨等を奨励して生まれたともいわれる。
[4]甲斐の素晴らしい八ヶ所の風景を(甲州八景)として定めた。・石和の蛍・冨士のあけぼの・永慶寺の月・酒折の雨・金峰山のバラ色の雪・冨士山の白雪・恵林寺の晩鐘・白根山の夕映え。
[5]町名を変更した。(古柳町→元柳町)

・下府中(町方)について 甲府城を中心にして南の方向に、三ノ堀跡(濁川)内外に町人に職人がくらしていた。
[1]甲府陣屋(役所)[2]制札場(掲示板)[3]町年寄坂田家(区長)[4]甲州街道(国道)[5]本陣(御用宿舎)[6]問屋場(運輸ターミナル)[7]せり駒(馬市場)施設があった。

・甲府城大手御門(正門)について 大手御門があった場所は、県庁防災新館の側スクランブル交差点付近にあった。築城期には、甲府城の広さは約18ヘクタール(約5万4千坪)の広さであった。徳川御三家の一つである、水戸の城と同じぐらい規模であった。現在は、6ヘクタール、三分の一の広さである。