八ヶ岳歩こう会例会案内 2019.5.09掲載 |
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古道・市川道ウォーク[敷島からの道]最終回 | |||
身延線、東花輪駅より市川本町駅 |
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古道・市川道シリーズ、最終回を迎えることができました。 広々とした田畑の脇を通り過ぎると、笛吹川に架かる大きな桃林橋を渡ります。暫くして、前の山々が遮って霊峰富士が姿を見せなくなってしまいました。少しして、後ろを振り向くと遠くに裾野を広くした八ヶ岳連峰が優しい姿を見せてくれます。なんとなく、安心します。 最終地、昔の面影が残る市川宿に近づくと辻々に道祖神が姿を見せてくれます。昔の旅人は、道祖神を旅の守護神に祀って道標を見て安心しながらの旅を続けたと思います。旅人の思いを馳せながらのウォーキングになると思います。 |
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・開催日 2019年9月18日(水) |
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・コース | 東花輪駅(トイレ) ➝ 貴蔵院 → 桃林橋 ➝ 甲斐上野駅(トイレ) ➝ 歌舞伎公園・一条氏塁跡(昼食・トイレ) ➝ 表門神社 → 市川陣屋跡
➝ 市川本町駅(トイレ) [コースマップ][Googleマップ] |
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・距 離 | 約11km | ||
・集 合 | 東花輪駅 10:00 | ||
・解 散 | 市川本町駅 14:00頃 | ||
・参加費 | 会員 300円 一般 500円 | ||
・持ち物 | 弁当・飲み物・雨具・ウォーキングダイアリー・保険証・その他 | ||
・担当者 | 田中哲夫 村松光比古 | ||
・その他 | ・大ケヤキにきく神さん 大ケヤキの下にある石祠は、きく神さんと呼ばれ、耳の悪いの治してくれるとして近郷の人々の信仰を得ていたと言われ、それは一条氏が祖神として新羅三郎義光を祀ったのが義光(ぎこう)〜奇行(きこう)〜きく神と転化したと言われています。 ・八坂神社(天王社) スサノオノミコトを祀ってあります。歴史的仮名・スサノヲ ・矢作(下村)の道祖神 双体像で寛政12年の造立。 ・禅昌寺 曹洞宗で、天正年間の創立。薬師堂に祀る薬師瑠璃光如来(やくしるりこうによらい)は、元禄14年の大洪水の時に雲峰寺(旧塩山市)から流れてきたものと言われています。 ・町屋の道祖神 石塁の上に双体道祖神が二基並ぶ。ここの道祖神場は、表門神社の神輿の休憩地で、4月の第一日曜の例祭の際に使用され(町屋のお旅所)と呼ばれる。 ・市川本町通りの辻 交通の要衝で道祖神を祀った辻社に辻堂などが置かれました。 1. 一丁目の辻 市川本町通りに入る直角の辻です。 2. ムサシの辻(2丁目の辻) 市川本通りから平塩の岡に通じる道の分岐点です。 3. 5丁目の辻 南進すると市川陣屋の正面前に出ます。 ・5丁目の山車 打ち上げ花火の筒が山車(だし)の中央部にあり、寛永8年に造られたものです。市川は、和紙の産地として大いに栄えたと言われています。 紙漉の新技術を伝えた甚左衛門を祀ると言われる神明の祭日に打ち上げられる花火を(神明の花火)と呼ばれ、元禄・享保頃から盛んになったと言われています。寛政の頃には市川の各町に山車があって、町内を上・下二組に分け、隔年で打ち上げを行ったが、5丁目の山車は玉光連の手になって一番見事であったと言われています。 ・市川陣屋跡 明和2年駿府紺屋町代官所の出張陣屋として新設されたのが始まりと言われています」。寛政7年に本陣屋となりました。明治維新後、代官所は郡役所として使用されました。 |
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