八ヶ岳歩こう会例会案内 2019.3.3更新 |
|||
|
|||
鏝絵巡りシリーズ第3回 | |||
高根の鏝絵巡り |
|||
今は少なくなってしまった壁塗り職人:左官さん、その左官さんたちが壁塗りの技術を駆使して絵を施したのが「鏝絵」です。八ヶ岳の南麓・西麓には施主からの依頼、自らの技術の高さを示すため、仕事を依頼してくれた施主さんへのお礼に等々様々な意図で鏝絵が施された蔵が多数存在します。そんな腕利き左官さん達の芸術作品を見て歩く「鏝絵巡りシリーズ」です。 今回は小淵沢・須玉に続く鏝絵巡りシリーズ第3弾。南北に長い高根町に鏝絵は広く存在します(私の知る範囲では28カ所)。描かれた内容も大黒・恵比寿・鶴・亀・龍と種類が多く、須玉同様に多い「松に鷹」もデザインが多様です。今回は高根町の南西部である箕輪新町・箕輪・蔵原・小池・村山北割の鏝絵15カ所を巡ります。またコースの最後には知る人ぞ知る、マイナーな酒蔵:武の井酒造にも立ち寄ります。 |
|||
|
・開催日 2019年3月20日(水) |
||
・コース | 社会福祉協議会駐車場(トイレ) → 箕輪新町(鏝絵4件) → 養福寺のフジ → 箕輪・海道(鏝絵2件) → 建部神社 → 箕輪・大林(鏝絵1件)
→ セブンイレブン(トイレ)→ 箕輪・大坪(鏝絵2件) → 中蔵原(鏝絵1件) → クラインガルテン(昼食・トイレ) → 小池(鏝絵2件) →
上蔵原(鏝絵2件) → 伊勢大神社のケヤキ → 村山東割(鏝絵1件) → 武の井酒造(トイレ) → 社会福祉協議会駐車場 [コースマップ] |
|
・距 離 | 約15km | |
・集 合 | 9:30 北杜市社会福祉協議会駐車場(たかねの湯隣)[地図] (国道141号から入ってすぐ右側、駐車場の南西部分に駐車してください。) |
|
・解 散 | 15:30ころ 北杜市社会福祉協議会駐車場 | |
・参加費 | 会員 300円 一般 500円 | |
・持ち物 | 昼食 飲み物 雨具 ウォーキングダイアリー 保険証等 | |
・担当者 | 小澤 久 大嶋俊壽 | |
・その他 | ほぼ平坦なコースですが、距離は15kmと長めのウォークとなります。 【山梨県指定天然記念物 養福寺のフジ】 フジは規模の大きな老木ではその木の性質から樹幹が何本かに分裂し、中心部は腐朽欠損してしまいます。養福寺のフジは、寺の裏手にあり、隣接する樹高30mにも及ぶシラカシや、スギの頂部まで巻き上がり、最盛期には東西20m以上、南北10m以上にもわたる広がりを見せ、花の時期には棚造りでは味わえない壮観な自然美が展開されました。 「北杜市の文化財紹介」https://www.city.hokuto.yamanashi.jp/docs/1553.htmlより 【養福寺の五智六尊佛】 五智として薬師・聖観世音・阿弥陀・釈迦・大日の五仏と一尊の虚空蔵菩薩とを併せて六尊とした石造の曼荼羅は他に類例がありません。 これらの群像は、高さ約1.5mの光背に蓮の茎葉らい花を薄肉に浮き彫りし、下部の中央に主尊である虚空蔵菩薩が蓮座上に安し、その左右に薬師如来・聖観世音菩薩が、中辺に阿弥陀如来・釈迦如来、上方に大日如来の諸仏がそれぞれ蓮座上に趺坐六尊すべてに添えて種子が陰刻されています。近世の信仰をうかがう上で貴重な石造物である。 (教育委員会説明版より) 【高根クラインガルテン】 クラインガルテンとはドイツ語で、クライン(Klein)=小さな、ガルテン(Garten)=庭という意味。通称、市民農園のことです。「農業に興味があるけれど、土地もないし、やり方もわからない・・・」そんなあなたにぴったりなシステムです。区画農園を借りて自分の好きな野菜を作れます。もちろん、栽培方法など専門家によるアドバイスも受けられます。 「富士の国やまなし」https://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/spot/p2_3269.htmlより 【伊勢大神社のケヤキ】 樹高 19m 推定樹齢 800年 目通り幹囲 8.7m 高根町指定天然記念物 大ケヤキは鳥居の斜め後方に立っている。鳥居に向かって大枝が数本伸びていて元気そうだが、背面側には大きな空洞ができている。落雷により主幹を失ってしまったらしい。 伊勢大神社は、日本武尊の東征に端を発すと伝えている。祭神は大照大神(天照大神?)や素戔嗚尊など。開けた地にあるので、神社の社叢は遠くからもよく見える。主幹がまだスックと立っていた頃は見事な景観を呈していたことだろう。 「人里の巨木たち」http://www.hitozato-kyoboku.com/ より 【武の井酒造株式会社】 慶応元年(1865年)創業。 八ケ岳南麓の伏流水で仕込む、日本酒と純米本格焼酎の酒蔵。 創業者清水武左衛門(シミズブザエモン)の「武」に良水湧き出る井戸の「井」を添えて銘柄に。 納得のいく酒造りをすべく蔵主自らが仕込みの指揮を執り、東京農業大学で酒造りを学んだ若者二人がその脇を固め、通好みの酒を醸しています。 「山梨県酒造協同組合」http://www.yamanashi-sake.jp/kuramoto/ より 「高根の鏝絵」http://susuki.chips.jp/?page_id=8759 もご覧下さい。 |
|