八ヶ岳歩こう会例会案内 2015・09・25掲載

冬の古道・戸田街道巡りウォーク(1)(甲府市〜甲斐市)
古道の脇道、住宅街に田畑の辺りを通り過ぎると、幾度もなく小さな発見に出会います。この辺りは、釜無川に近いため水の神様の水神が祀られているのが見かけます。又よく手入れされた道祖神が道端にひっそりとたたずんでいます。今回は、冬の釜無川東岸地域一部のウォーキングになります。

・開催日 2016年1月27日(水)
・コース 県立美術館(トイレ) 〜 隆泉寺(トイレ) 〜 笠屋神社 〜 榎の木記念碑(法久寺、参道入り口) 〜 高札前・西八幡の道祖神 〜 開国橋東詰・万代書店(昼の食事・トイレ) 〜 スーパーマーケット・オギノ(トイレ) 〜 古里のおてい堀・武田24将の一人、飯富兵部少輔虎昌の館跡 〜 芸術の森公園(トイレ)
・距 離 約12KM
・集 合 県立美術館、第3駐車場(甲府市貢川1−4−27)大野屋の前
・時間 10:30 【地図
山交バスを利用の方は、甲府駅南口、6番線 9:40発(八田行き美術館径由)10:10 美術館着予定です。
・解 散 芸術の森公園 ・時間 15:30予定です。
甲府駅方面、山交バス利用の方は、美術館前 16:07 乗車予定です。
・参加費 会員300円 一般500円
・持ち物 弁当・飲み物・雨具・ウォーキング手帳・その他
・担 当 田中哲夫
・その他 [戸田街道ルート]
地元の年輩さんの話では、ルートについて幾つかの説があると言われているが、通常のルートは、起点は美術館通り(旧甲州街道)甲府市貢川三差路辺りになります。貢川三差路にわかれて、県道甲府・南アルプス線に入り南西方面に進みます。
最初に甲府市(貢川・徳行)を経て、甲斐市に入り(榎・西八幡)を経て開国橋(今諏訪の渡し)を渡り南アルプス市に入ります。市内(上今諏訪・下今諏訪・十五所)通って小笠原へと至るルートになります。甲府と西郡(釜無川西岸地域)を結ぶ重要な街道であったと伝えられています。
[戸田街道の名前の由来について]
戸田周防守忠高は、江戸幕府 三代将軍・家光の2男、甲府宰相綱重に仕える。寛文年間(1661〜1771)甲府城代として甲斐の国に在勤した忠高は、一説によると自らの名をとって戸田街道と命名させたと言われています。通常では、道は行先の地名等をとって呼ばれることが多いとのことです。
忠高は、11年在勤期間において徳島堰の開削が行われた時期にあたり、甲府城と徳島堰の区間、工事人足に物資の輸送の往来に必要な整備された道に迫れて造ったのではないかと推測されます。名称も徳島堰開削にかける忠高の意欲と情熱を示すシンボルとして命名されたと考えることは十分可能であると思われます。忠高は、徳島堰の開削に深く関与していたことが間違いないと言われています。
(山梨県歴史の道調査報告書。高尾街道・戸田街道 県教育委員会発行) 

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