八ヶ岳歩こう会例会案内 2017・01・24掲載

御幸(おみゆき)路ウォーク(5)

(甲府市南甲府駅 → 甲斐市竜王駅)

御幸路ウォークシリーズ、よいよう佳境に入ってきました。最終地、釜無川の氾濫を鎮める三社神社に近づいてきました。
御幸さんはソコダイ、ソコダイと勇ましかけ声とともに甲府盆地を東から西まで、神輿が練り歩くコースを辿りながらのウォーキングになります。
 
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・開催日 2017年5月24日(水)

・コース 南甲府駅(トイレ) → UTYテレビ → 恵比寿神社 → 市民会館(トイレ) → 一蓮寺・稲積神社(正ノ木祭り:昼食・トイレ) → 千秋橋 → 元宮住吉神社・八起きのご神木) → 三社諏訪神社 → 上石田のサカイチ → 貢川の散歩道 → 県立美術館(トイレ) → 松尾神社 → 竜王駅南口(トイレ)
・距 離 約11km
・集 合 JR南甲府駅前(身延線) 10:30
◎身延線
・上り 甲府駅発 10:01 → 南甲府駅着 10:10
・下り 鰍沢口発 9:43 → 南甲府駅着 10:12
◎中央本線
 上り 小淵沢駅発 8:58 → 甲府駅着 9:37
 下り 塩山駅発 9:38 → 甲府駅着 9:58
・解 散 JR竜王駅南口 15:00頃 上り 15:46  下り 15:48
・参加費 会員 300円  一般 500円
・持ち物 お弁当・飲み物・雨具・ウォーキング手帳・保険証・その他
(暑さ対策の一つとして、飲み物は通常より多めに用意願います。)
・担当者 田中哲夫
・その他 [1]一蓮寺
戦国時代まで、現在の甲府城の地にありました。甲府城跡は、かっては一条小山と呼ばれ、12世紀後半に一条次郎忠頼の屋敷がありました。忠頼が源頼朝に誅殺された後、夫人が出家し居館を尼寺としたのが一連寺のはじまりです。武田家滅亡後甲府城築城の際に現在の場所に移されました。二十の坊と二十四の末寺を有し、寺領(寺の領地)は七万坪ともいわれ、遠く逢沢まで及んだそうです。宝物には700年以上前の過去帳があります。
[2]稲積神社
毎年行われる(正ノ木祭り)は、稲積神社の例祭であります。
稲積神社は、第10代崇神(すじん)天皇時代、五穀豊穣を祈願し、一条小山(現舞鶴城跡)に祀られたのが始まりだと言われています。
一条次郎忠頼が小山を館としたときに圧城稲荷として一条家の氏神となりました。その後、一蓮寺とともに現在の地に移り、明治の神仏分離令により一蓮寺から独立しました。5月3日から5日まで行われる正ノ木祭りは、田植えの前に稲がよく育つようにと祈願をするお祭りです。江戸時代初期には、苗の他、鋤、鎌などを売る位市も立ち、(千両祭り)とも呼ばれるほど多くの参詣者で賑わいました
[3]南甲府駅の駅舎
昭和初期に建てらた駅舎は威風堂々としています。
昭和3年(1928)年3月30日に竣工しました。私鉄の富士身延道の身延から甲府」までの全線開通にともない、甲府南口停車場(現南甲府駅)として建設されたされたのです。そして身延鉄道株式会社の本社が置かれました。駅舎(旧本社)は、アールデコ調(1910年から30年代、パリを中心に西欧で栄えた装飾様式です。都市生活に適した実用的で単純・直線的なデザインを特徴としています。)鉄筋コンクリート造りで、昭和初期の建築の重量感をもっています。